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コーキング打ち替えとは?費用・寿命・劣化症状を解説

コーキングの劣化、気になりませんか?
雨漏りの原因にもなりかねないコーキングの補修は、家の寿命にも大きく関わってきます。
適切な時期に適切な方法で補修を行うことが重要です。
この記事では、コーキング打ち替えについて、費用や寿命、劣化症状、そして業者選びのポイントまで、分かりやすくご紹介します。

コーキング打ち替えの費用と寿命は?

コーキング打ち替えにかかる費用相場

コーキング打ち替えの費用は、㎡あたり700円~1,500円程度が相場です。
ただし、これはあくまでもコーキング材の費用であり、古いコーキングの撤去費用(㎡あたり1~3万円程度)、足場代などが別途必要になります。
施工面積や建物の構造、使用するコーキング材の種類によっても費用は大きく変動します。
2階建て住宅の場合、全体で30~50万円程度かかるケースもあります。
正確な費用を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼することが大切です。

コーキングの寿命と劣化症状の見分け方

コーキングの寿命は、使用する場所や素材、気候条件などによって異なりますが、一般的には5~10年と言われています。
劣化症状としては、ひび割れ、剥がれ、肉やせ(コーキングが痩せて細くなる)、カビの発生などが挙げられます。
これらの症状が見られたら、早めの補修が必要です。
ひび割れは初期症状で、放置すると雨漏りの原因となります。
肉やせや剥がれは、防水機能の低下を示しています。
カビの発生は、湿気や汚れが原因で、見た目の悪さだけでなく、コーキングの劣化を促進します。

打ち替え時期の判断基準

コーキングの打ち替え時期は、劣化症状の程度や建物の状態によって異なります。
上記のような劣化症状が見られたり、築10年以上経過していたりする場合は、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
早めの点検で、大規模な修繕を回避できる可能性があります。

コーキング打ち替えと増し打ちの違い徹底解説

コーキング打ち替えとは?メリット・デメリット

コーキング打ち替えは、劣化している古いコーキングを完全に除去し、新しいコーキングを充填する方法です。
メリットは、耐久性が高く、防水性も向上することです。
寿命は7~10年と、増し打ちより長持ちします。デメリットは、費用と工期がかかることです。
古いコーキングの撤去作業が必要なため、増し打ちより高額になります。

増し打ちとは?メリット・デメリット

増し打ちとは、既存のコーキングの上に新しいコーキングを重ね塗りする方法です。
メリットは、費用と工期が短く済むことです。
デメリットは、古いコーキングの劣化状態によっては、新しいコーキングが剥がれやすく、寿命が3~5年と短いことです。
また、古いコーキングの状態を正確に把握できないため、内部劣化を見逃す可能性があります。

打ち替えと増し打ち、どちらを選ぶべき?判断基準

コーキングの劣化状態や施工箇所によって、打ち替えと増し打ちのどちらが適切かは異なります。
軽微なひび割れ程度であれば増し打ちで対応できる場合もありますが、大規模な劣化や雨漏りのリスクがある場合は、打ち替えがおすすめです。
窓やドア周辺など、古いコーキングの撤去が困難な箇所は、増し打ちが選択されることもあります。

コーキング打ち替えの施工工程

コーキング打ち替えの施工工程は、大きく分けて

・古いコーキングの撤去
・目地の清掃
・プライマーの塗布
・新しいコーキングの充填
・仕上げ

の5つの工程からなります。
古いコーキングの撤去は、専用の道具を用いて丁寧に作業する必要があります。
目地の清掃は、汚れやゴミを取り除き、新しいコーキングとの密着性を高めるため重要です。
プライマーは、コーキング材の密着性を高めるための下塗り材です。

コーキング打ち替えを依頼する際の注意点

施工時期は、雨天を避け、気温が高い晴天の日を選ぶのが理想的です。
DIYでの施工は、高所作業の危険性や技術不足による失敗のリスクがあるため、基本的には専門業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

コーキング打ち替えは、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
費用や工期はかかりますが、長持ちし、防水性を高める効果があります。
劣化症状を見つけたら、早めの点検と、信頼できる業者への依頼が安心です。
増し打ちとの違いを理解し、建物の状態に合った適切な方法を選択しましょう。
費用相場などのポイントを踏まえ、計画的にコーキングの補修を行うことで、住宅の安全と美観を守りましょう。
定期的な点検も忘れずに行い、快適な住まいを長く保ちましょう。