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モルタルの剥がれ補修とは?原因とDIY・業者依頼の判断基準

モルタル壁の剥がれ、見た目が悪くなるだけでなく、家の寿命にも影響するかもしれません。
小さなひび割れを放置すると、雨漏りや建物の劣化につながる可能性も。
この記事では、モルタル壁の剥がれの原因から、DIYでの補修方法、プロに依頼すべきケースまでを分かりやすくご紹介します。
自分で直せるのか、業者に頼むべきなのか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


モルタル剥がれ補修の基礎知識


モルタル壁の構造と劣化メカニズム

モルタル壁は、セメント、砂、水などを混ぜ合わせて作られます。
耐久性が高い反面、経年劣化によってひび割れや剥がれなどが発生します。
主な原因は、雨水の浸入、温度変化による収縮と膨張、施工不良などです。
長期間にわたる紫外線や風雨も劣化を促進します。


モルタル剥がれの原因を特定する

剥がれの原因を特定するには、剥がれの状況や発生場所を詳しく観察することが重要です。
ひび割れの大きさや深さ、剥がれの範囲、周囲の状況などを確認し、経年劣化、施工不良、自然災害など、考えられる原因を検討します。
例えば、施工から間もないのに剥がれが見られる場合は施工不良の可能性が高く、経年劣化による剥がれは、ひび割れから始まり、徐々に範囲が広がっていく傾向があります。


DIYでできるモルタル剥がれ補修

軽微なひび割れや剥がれであれば、DIYで補修できます。
しかし、大きなひび割れや広範囲の剥がれは、専門家に依頼する方が安全です。
DIYで補修する場合、適切な材料と道具選びが重要になります。


DIY補修に必要な材料と道具

必要な材料は、ひび割れ用の補修材、剥がれ用のモルタル、プライマー、刷毛、ヘラ、バケツ、保護メガネ、マスクなどです。ひび割れの大きさや深さ、剥がれの程度に応じて適切な材料を選びましょう。


DIY補修手順の解説

1: 汚れ除き
まず、剥がれた部分やひび割れ部分をきれいに清掃し、汚れや埃を取り除きます。

2: ひび、剥がれ補修
ひび割れには専用の補修材を、剥がれにはモルタルを充填します。

3: 乾燥
補修材やモルタルが完全に乾燥するまで待ちます。

4: 仕上げ
必要に応じてプライマーを塗布し、仕上げに塗装を行います。


モルタル剥がれ補修 プロに依頼すべきケース


プロの補修が必要な症状とは

・大きなひび割れ(構造クラックの可能性がある場合)
・広範囲の剥がれ
・水漏れや湿気が発生している場合
・モルタル壁全体の劣化

これらの症状が見られる場合は、DIYでの補修は困難で、専門家の知識と技術が必要になります。


プロに依頼するメリットとデメリット

メリットは、確実な補修、安全性の確保、仕上がりの美しさ、保証などが期待できます。
デメリットは費用が高額になること、業者選びに手間がかかることです。


業者選びのポイントと注意点

複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
経験豊富で実績のある業者を選ぶことが大切です。
契約内容をよく確認し、不明な点は質問しましょう。


費用相場と見積りの取り方

費用は、補修面積、劣化の程度、使用する材料、作業内容などによって大きく変動します。
見積もりには、作業内容、材料費、人件費などが明記されている必要があります。


補修後のメンテナンス方法

補修後も定期的な点検が必要です。
小さなひび割れや剥がれを発見したら、早期に補修しましょう。
定期的な塗装を行うことで、モルタル壁の寿命を延ばすことができます。


まとめ

モルタル壁の剥がれは、軽微なものはDIYで補修できますが、大きなひび割れや広範囲の剥がれ、水漏れなどは専門業者への依頼が安心です。
DIYの場合は、適切な材料と手順を理解することが重要です。
定期的な点検とメンテナンスで、モルタル壁を長持ちさせましょう。
早めの対処が、建物の寿命と美観を保つことに繋がります。
原因を特定し、状況に応じて適切な対応を取ることで、安心して快適な住まいを維持できます。
費用や手間を考慮し、最適な方法を選択することが大切です。