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外壁のサビとは?原因・種類・対処法を解説

外壁に赤い斑点…
それはもしかしたらサビかもしれません。
放置すると、見た目だけでなく建物の寿命にも影響する可能性があります。
小さなサビでも、放置すれば大きな問題に発展するケースも。
この記事では、外壁のサビの原因から、自分でできる対処法、専門業者に依頼すべきケースまで、分かりやすくご紹介します。
サビでお困りの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ご自宅の外壁を守るためのヒントが見つかるかもしれません。

外壁サビの原因と種類を徹底解説

もらいサビとは何か

もらいサビとは、雨どい金具やベランダの手すり、窓枠など、外壁周辺の金属製品に発生したサビが雨水などによって外壁に付着する現象です。
金属製外壁だけでなく、窯業系サイディングやモルタル外壁などにも発生します。
サビの原因となる金属製品のサビを落とすだけでなく、原因となっている製品の補修も必要となる場合があります。

金属製外壁材の劣化によるサビ

金属サイディングやトタンなどの金属製外壁材は、経年劣化や傷によってコーティングが剥がれ、鉄部分が露出するとサビが発生します。
特にトタンはサビやすい素材のため、注意が必要です。
サビの発生を防ぐためには、定期的な塗装メンテナンスが重要です。

施工不良が原因のサビ

外壁塗装の際に、下地処理が不十分であったり、防錆処理が適切に行われなかったりすると、サビが発生しやすくなります。
塗装回数が不足している場合も同様です。
施工不良が疑われる場合は、施工業者に相談することが重要です。

外壁に発生するサビの種類:赤サビ、白サビ、黒サビ、青サビ

・赤サビ
鉄が酸化して発生する赤茶色のサビで、最も一般的です。
急速に広がり、金属を内部から侵食するため、放置すると深刻な問題につながります。

・白サビ
アルミニウムや亜鉛が酸化して発生する白色や淡褐色の粉末状のサビです。
赤サビほど急速に進行しませんが、放置すると金属の強度低下につながる可能性があります。

・黒サビ
鉄の表面を高温で熱して生成される人工的なサビで、金属を保護する働きがあります。
自然に発生することはありません。

・青サビ(緑青)
銅や真鍮が酸化して発生する緑青色のサビで、金属を保護する働きを持つため、「良いサビ」と呼ばれることもあります。

外壁のサビを放置するとどうなる?対処法と業者への依頼基準

外壁のサビ放置のリスク:雨漏り、構造躯体への被害、修繕費用

外壁のサビを放置すると、サビが進行し、外壁に穴が開いて雨漏りが発生する可能性があります。
雨水が建物内部に侵入すると、構造躯体(柱や梁など)にまで被害が及ぶ可能性があり、建物の寿命を縮めるだけでなく、大規模な修繕工事が必要になる場合もあります。
修繕費用は高額になる可能性があるため、早期発見と対処が重要です。

自分でできる外壁サビの対処法:洗浄方法、サビ取り剤の使用

軽度のサビであれば、高圧洗浄機やブラシ、サビ取り剤などを用いて自分で落とすことができます。
ただし、高所での作業は危険なため、必ず安全に配慮して作業を行ってください。
サビ取り剤を使用する際は、必ず製品の説明書をよく読んでから使用してください。
また、サビが内部まで進行している場合は、自分で落とすことは困難です。

外壁のサビ:専門業者への依頼が適切なケース

高所にあるサビの除去は危険を伴うため、専門業者に依頼しましょう。
サビが大きく進行している場合や、サビの原因が不明な場合も、専門業者に相談することが適切です。
専門業者は適切な診断と処置を行い、建物の状態を改善するお手伝いをしてくれます。
ケレン作業など、専門的な知識と技術が必要な作業は、専門業者に依頼することが安全です。

まとめ

外壁のサビは、もらいサビ、外壁材の劣化、施工不良などが原因で発生します。
サビの種類は、赤サビ、白サビ、黒サビ、青サビなどがあります。
サビを放置すると、雨漏りや構造躯体への被害など、深刻な問題につながる可能性があります。
軽度のサビであれば自分で対処できますが、高所作業が必要な場合やサビが進行している場合は、専門業者に依頼することが安全です。

定期的な外壁の点検を行い、早期発見・早期対処を心がけましょう。
サビの早期発見は、大きな被害を防ぎ、修繕費用を抑えることにつながります。
ご自宅の外壁を長く美しく保つためには、適切なメンテナンスが不可欠です。