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外壁ひび割れの補修方法!自分でできる?業者依頼の判断基準

外壁にひび割れを見つけると、不安になりますよね。
放置すると雨漏りや建物の劣化につながる可能性もあるため、早めの対処が大切です。
しかし、補修方法や業者への依頼の必要性など、わからないことだらけで困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁のひび割れ補修について、DIYでできる範囲と業者に依頼すべきケースを分かりやすくご紹介します。


外壁ひび割れの補修は自分でできる?応急処置と限界を知る


DIYで補修可能なひび割れの判断基準


外壁のひび割れは、その幅によってDIYで補修可能かどうかが変わってきます。
一般的に、幅0.3mm以下のひび割れ(ヘアクラック)であれば、DIYでの応急処置が可能です。
0.3mm以上のひび割れは、雨水の浸入を防ぐためにも、専門業者への依頼が推奨されます。
ひび割れの幅を測る際は、ホームセンターなどで販売されている「クラックスケール」を使うと便利です。
コピー用紙3枚分の厚さ(約0.3mm)を目安にしても良いでしょう。


補修に必要な材料と工具


DIYで補修する場合、必要な材料は主にシーリング材かセメント粉です。
シーリング材は、アクリル系やウレタン系を選び、シリコン系は避けましょう。
シリコン系は耐久性が高い反面、塗装が難しく、補修箇所が目立ちやすいためです。
セメント粉は、チョーク式やスプレー式などがあります。
工具は、ヘラ、マスキングテープ、古くなった歯ブラシなどが役立ちます。


シーリング材を使った補修方法ステップバイステップ


ひび割れ部分とその周辺を古くなった歯ブラシなどで丁寧に洗浄し、汚れやほこりを落とします。
シーリング材が周囲に付着しないよう、マスキングテープで養生します。
シーリングガンにシーリング材をセットし、ひび割れに充填します。
ヘラを使って、シーリング材の表面を丁寧に平らにならします。
シーリング材が完全に硬化するまで、数時間から一日程度待ちます。
マスキングテープを剥がして完了です。


セメント粉を使った補修方法ステップバイステップ


ひび割れ部分を洗浄し、乾燥させます。
チョーク式の場合、ひび割れに沿ってセメント粉を塗り込みます。
スプレー式の場合、ひび割れにセメント粉を吹き付けます。
セメント粉が完全に乾燥したら、防水材をしみ込ませます。
必要に応じて、上から塗装します。


DIY補修の注意点と限界


DIY補修はあくまで応急処置です。
ひび割れが進行したり、雨漏りが発生したりする可能性もあります。
また、高所での作業は危険を伴うため、十分に注意が必要です。
補修後も、ひび割れの状態を定期的にチェックし、必要に応じて専門業者に相談しましょう。


自分でできない場合業者への依頼


業者に依頼すべきひび割れの状態


幅0.3mm以上のひび割れ、ひび割れが大きく広がっている場合、ひび割れから雨水が浸入している場合、ひび割れが建物の構造に影響を与えている可能性がある場合は、専門業者への依頼が必須です。


費用相場と見積りの取り方


費用は、ひび割れの大きさや数、建物の構造、使用する材料などによって大きく異なります。
一箇所あたりの費用は数千円から数万円、全体で数十万円から数百万円かかる場合もあります。
業者に依頼する際は、費用の内訳を確認しましょう。


まとめ


外壁のひび割れ補修は、ひび割れの幅や状態によってDIYで行うか、業者に依頼するかを判断する必要があります。
幅0.3mm以下の小さなひび割れであれば、シーリング材やセメント粉を使ってDIYで応急処置が可能です。
しかし、幅が大きい場合や、雨漏りの可能性がある場合は、専門業者に依頼することが安全です。
DIYを行う際は、安全に配慮し、あくまで応急処置であることを理解した上で作業を行いましょう。
定期的な点検を行い、ひび割れを発見したら早めの対処を心がけましょう。