築10年以上経ったマイホームを所有しているみなさん。
そろそろ外壁塗装の時期かな。と、考えているのではないでしょうか。
「いつ塗り替えたらいいのかわからない…」
「費用はどれくらいかかるんだろう…」
「どんなサインを見れば塗り替えが必要なのか…」
そんな悩みをお持ちのみなさんのために、今回は外壁塗装の適切なタイミング、費用、サインについて劣化症状別に解説していきます。
外壁塗装のタイミングはいつ?
外壁塗装は、塗料の耐用年数、外壁の素材によって適切なタイミングが変わります。
ここでは、これらの要素を考慮した上で、外壁塗装のベストな時期を解説します。
1: 塗料の耐用年数
外壁に使われている塗料には、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料など様々な種類があります。
それぞれ耐久性に違いがあり、耐用年数も異なります。
| 塗料の種類 | 耐用年数 |
| アクリル塗料 | 3~8年 |
| ウレタン塗料 | 5~10年 |
| シリコン塗料 | 8~15年 |
| フッ素塗料 | 12~20年 |
一般的に、外壁塗装ではウレタン塗料かシリコン塗料がよく使われています。
そのため、5~15年前後で塗り替えタイミングとなります。
2: 外壁の素材
外壁の素材によっても、塗り替え時期が変わります。
・ 窯業系サイディング
セメントと繊維を混ぜて作った外壁材です。
耐久性が高く、メンテナンスがしやすいことから、多くの住宅で使用されています。
・ モルタル
セメントと砂を混ぜて作った外壁材です。
比較的安価で、デザイン性に富んでいます。
・ 金属サイディング
アルミやガルバリウム鋼板で作られた外壁材です。
耐久性が高く、錆びにくいのが特徴です。
外壁塗装の費用とサイン
外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類や面積、工法によって異なります。
1: 費用
外壁塗装の費用は、一般的に㎡あたり1万円~3万円程度です。
ただし、使用する塗料の種類や面積、工法によって費用は大きく変わります。
2: サイン
外壁塗装が必要なサインには、以下のものがあります。
・ チョーキング現象
外壁を触ると白い粉がつく。
・ ひび割れ
外壁に細かいひび割れが入っている。
・ 剥がれ
外壁の塗膜が剥がれて、下地が見えている。
・ 藻やカビの発生
外壁に黒や緑の藻やカビが生えている。
・ 塗装の劣化
塗膜が薄くなっている、色あせているなど、塗装の劣化が見られる。
まとめ
外壁塗装は、塗料の耐用年数、外壁の劣化症状、外壁の素材によって適切なタイミングが変わります。
塗料の耐用年数は、種類によって異なります。
また、外壁の劣化症状には、チョーキング現象、ひび割れ、剥がれ、藻やカビの発生などがあります。
これらのサインを見逃さず、適切なタイミングで外壁塗装を行うことが大切です。
外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類や面積、工法によって異なります。
一般的に、㎡あたり1万円~3万円程度です。
ただし、使用する塗料の種類や面積、工法によって費用は大きく変わります。
これらのサインを見逃さず、適切なタイミングで外壁塗装を行うことで、住まいの美観を保ち、資産価値の維持につながります。