デザインや素材にこだわりを持ち、長く住める、メンテナンスが楽な、そしてデザイン性の高い外壁材を探している方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にぜひ知ってほしい外壁材が、近年注目を集めている「樹脂製サイディング」です。
今回は、樹脂製サイディングの特徴や、メリットとデメリットについてご紹介します。
□樹脂製サイディングとは?
樹脂製サイディングとは、プラスチックの一種である「塩化ビニル樹脂」を主原料とした、薄い板状の外壁素材のことです。
「塩化ビニル樹脂」は、耐久性や耐候性に優れ、雨風や紫外線に強く、長期間にわたって美しい外観を保てます。
樹脂製サイディングは、その特徴から「メンテナンスフリー」と呼ばれることもあります。
なぜなら、従来のサイディング材と比べて、メンテナンスの手間が少ないからです。
シーリングを使用しない施工が可能なため、シーリングの劣化によるひび割れや雨漏りの心配も少なく、長期間にわたって美しい外観を保てます。
□樹脂製サイディングのメリットとデメリット
樹脂製サイディングには、他の外壁材にはない魅力的なメリットがたくさんあります。
しかし、同時に、デメリットも存在します。
メリットとデメリットを理解した上で、自分にとって最適な外壁材かどうかを判断することが大切です。
*メリット
1: 耐久性が高い
樹脂製サイディングは、他のサイディング材と比べて耐久性に優れています。
塩化ビニル樹脂は、紫外線や雨風、温度変化にも強く、変色や劣化しにくい素材です。
そのため、長期間にわたって美しい外観を保て、メンテナンス費用を抑えられます。
2: メンテナンスが楽
樹脂製サイディングは、シーリングを使用しない施工が可能なため、シーリングの劣化によるひび割れや雨漏りの心配がありません。
また、素材自体に色や模様が練り込まれているため、塗装の必要もなく、メンテナンスの手間が大幅に軽減されます。
3: 防火性が高い
樹脂製サイディングは、燃えにくい素材として知られています。
そのため、火災のリスクを軽減できます。
4: 軽い
樹脂製サイディングは、他のサイディング材と比べて非常に軽量です。
そのため、建物の負担を軽減できます。
また、地震のような災害時にも、被害を最小限に抑える効果が期待できます。
*デメリット
1:価格が高い
樹脂製サイディングは、他のサイディング材と比べて価格が高い傾向にあります。
しかし、耐久性やメンテナンス性を考慮すると、長期的なコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
2:デザイン性
樹脂サイディングは色や種類が非常に少ないということもデメリットに挙げられます。
□まとめ
樹脂製サイディングは、耐久性、メンテナンス性など、多くのメリットを持つ外壁材です。
しかし、価格の高さやデザインの少なさといったデメリットも存在します。
樹脂製サイディングを選ぶ際は、メリットとデメリットを理解した上で、自分にとって最適な外壁材かどうかを判断することが大切です。
家の構造やデザイン、予算、メンテナンスなどを考慮し、総合的に判断しましょう。
当社では外壁塗装を行っておりますので、外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。