金属サイディングの断熱性を他材と比較!その高い性能とメリットとは?

  • お役立ちコラム
金属サイディングの断熱性を他材と比較!その高い性能とメリットとは?

外壁材は、建物の外観を彩るだけでなく、断熱性や耐久性といった建物の性能にも大きく影響します。
近年、その断熱性の高さから注目を集めているのが金属サイディングです。
金属と聞くと熱を伝えやすいイメージがあるかもしれませんが、金属サイディングには断熱性を高めるための工夫が凝らされています。
今回は、金属サイディングの断熱性が高い理由や、他の外壁材との比較、さらに断熱性以外の魅力について詳しく解説していきます。

金属サイディングの断熱性はなぜ高い?

断熱材一体構造による高い効果

金属サイディングは、金属板と断熱材が一体になった構造で作られていることが一般的です。
この断熱材が、熱の伝達を効果的に遮断する役割を果たし、外からの熱の侵入、例えば夏の強い日差しによる暑さや、冬の冷たい外気の侵入を強力に防ぎ、断熱性能を大幅に高めています。
これにより、建物の断熱性能が向上し、結果として冷暖房機器の使用頻度や強さを抑えることができ、夏は涼しく冬は暖かく、一年を通じて快適な室内環境を維持するのに役立ちます。
この断熱材一体構造は、建物の省エネルギー化にも貢献し、快適な居住空間の実現に繋がります。

熱伝導率のデメリットを打ち消す仕組み

金属は一般的に熱を伝えやすい素材ですが、金属サイディングは製品化される段階で、この熱伝導率の高さを打ち消すための様々な工夫が施されています。
例えば、金属板の間に断熱材を隙間なく充填することはもちろん、熱の伝わり方を考慮した構造設計や、熱を伝えにくい特殊なコーティングなどを採用することで、金属特有の熱伝導率の高さを効果的にカバーし、断熱材としての性能を高めています。
これにより、断熱材が一体化された金属サイディングは、単体の金属よりもはるかに高い断熱性能を実現しており、製品によっては、窯業系サイディングを上回る断熱効果を発揮するものも存在します。

他の外壁材と断熱性を比較するとどう違う?

窯業系サイディングとの断熱性の差

窯業系サイディングは、セメントを主原料としており、その性質上、水分を吸収しやすいという特性があります。
この吸水性により、塗装が劣化したり、表面に微細なひび割れが生じたりすると、雨水や湿気を内部に吸い込みやすくなります。
特に冬場、吸い込んだ水分が凍結と融解を繰り返すことで、サイディング内部に負荷がかかり、ひび割れや欠けといった劣化を招く可能性があります。

一方、金属サイディングは水分をほとんど吸収しないため、吸水による断熱材の性能低下や、凍害のリスクが低く、断熱性能を安定して長期間維持しやすいという利点があります。
そのため、一般的に金属サイディングの方が、窯業系サイディングよりも高い断熱効果が期待できる場合が多いのです。

樹脂サイディングとの断熱性の差

樹脂サイディングも、その素材特性から断熱材として優れた特性を持っていることは事実です。
しかし、金属サイディングも同様に断熱性に非常に優れる外壁材として注目されています。
金属サイディングは、前述した断熱材一体構造や、熱伝導率を考慮した設計により、高い断熱性能を発揮します。

例えば、金属サイディングは樹脂サイディングに比べて熱伝導率が高い傾向がありますが、それを補うための断熱材の厚みや密度を高めることで、全体として同等以上の断熱性能を実現している製品も少なくありません。
製品の構造や使用されている断熱材の種類・厚みによって断熱性能には違いがありますが、金属サイディングも断熱材として十分な性能を有しており、快適な住空間づくりに貢献します。

金属サイディングの断熱性以外に魅力はある?

軽量性による耐震性向上

金属サイディングの大きな魅力の一つは、その圧倒的な軽量性にあります。
外壁材が軽ければ軽いほど、地震発生時の建物の揺れが小さくなり、建物の構造部材である柱や梁にかかる負担を軽減することができます。
これは、建物の総重量が減ることで、地震のエネルギーによって建物が揺さぶられる力が小さくなるためです。
この軽量性により、建物の耐震性の向上に直接的に寄与し、地震への備えを重視する方にとって魅力的な選択肢となります。

凍害に強い特性

金属サイディングは、水分をほとんど吸収しないという特性を持っています。
このため、冬場に水分が凍結・膨張することで起こるひび割れや剥離といった「凍害」が発生しにくいのです。
凍害は、外壁材に吸い込まれた水分が凍結する際に膨張し、素材にダメージを与える現象ですが、金属サイディングはこのリスクが極めて低いです。
特に寒冷地など、凍害のリスクが高い地域にお住まいの方や、将来的なメンテナンスの手間を減らしたい方にとって、この凍害に強い特性は大きなメリットと言えるでしょう。

まとめ

金属サイディングは、断熱材一体構造や熱伝導率への配慮といった設計により、優れた断熱性を発揮します。
この断熱性能は、特に外気温の影響を受けやすい季節において、建物の室内温度を安定させるのに大きく貢献します。
これは、セメント系である窯業系サイディングと比較しても高い性能であり、結露の抑制や冷暖房効率の向上を通じて、快適な室内環境の維持に貢献します。

さらに、金属サイディングはその軽量性から、地震発生時の建物の揺れを軽減し、建物の耐震性向上にも寄与します。
また、水分をほとんど吸収しないため、冬場の凍結による劣化(凍害)のリスクも低く、建物の耐久性向上にも繋がります。
断熱性、耐震性、耐久性といった、建物の性能に直結する多様な魅力を持つ金属サイディングは、新築やリフォームにおいて、建物の長期的な性能向上や、将来的なメンテナンスコスト、光熱費といったランニングコストを考慮する上で、非常に魅力的な外壁材と言えるでしょう。

お役立ちコラムの最新記事

お問い合わせ

CONTACT
安心安全、自分たちらしい
上質な暮らしを実現します。
どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

011-214-1410
年中無休 AM8:00〜PM7:00