外壁の塗り替え時期はいつ?築年数・劣化状況から最適な時期を判断しよう

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外壁の塗り替え時期はいつ?築年数・劣化状況から最適な時期を判断しよう

マイホームの外壁をいつ塗り替えたら良いのか、築年数だけでは判断できないため、お悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。
実は、外壁塗装の最適な時期は、築年数だけでなく、劣化状況や季節によっても大きく変わるのです。
今回は、外壁塗り替えのベストタイミングを見極めるための判断基準を、具体的にご紹介します。

外壁の塗り替え時期の目安

築年数から考える目安

一般的に、外壁塗装の目安は築10年と言われています。
これは、多くの住宅に使用されている窯業系サイディングボードの防水性能が、約5~7年で低下し始めるためです。
セメントを主成分とする窯業系サイディングは、元々は防水性がないため、工場出荷時に施された塗装が経年劣化すると、雨水の浸入を防げなくなってしまいます。
築10年を過ぎると、外壁内部の劣化につながる可能性が高まるため、塗り替えを検討しましょう。

塗料の耐用年数

塗料の種類によっても耐用年数は異なります。
アクリル塗料は3~8年、ウレタン塗料は5~10年、シリコン塗料は8~15年、フッ素塗料は12~20年程度が目安です。
前回の塗装から耐用年数が経過している場合は、塗り替えを検討しましょう。

劣化サインの確認方法

外壁の劣化サインは、塗り替え時期を判断する重要な指標です。
代表的なサインとしては、色あせ、チョーキング(粉が付く)、塗膜の膨れや剥がれ、ひび割れ(クラック)、シーリング材の劣化などがあります。
これらのサインが見られた場合は、早めの点検・相談がおすすめです。
特に、チョーキングや塗膜の剥がれ、ひび割れなどは、外壁内部への雨水浸入リスクが高まるため、放置せずに対処することが重要です。

外壁の塗り替えの最適な時期と季節

春に塗るメリット・デメリット

春は、湿度が低く気温も適温なため、塗料の乾燥が早く、作業効率が良い季節です。
ただし、4~5月は天候が不安定なため、工期が延びる可能性があります。

夏に塗るメリット・デメリット

夏は気温が高いため、塗料の乾燥が早く、作業スピードも速まります。
しかし、猛暑による職人さんの体調管理や、窓を開けられないことによる室温上昇など、考慮すべき点もあります。
また、梅雨時期の雨にも注意が必要です。

秋に塗るメリット・デメリット

秋は、春と同様に湿度が低く、気温も穏やかで作業しやすい季節です。
しかし、台風シーズンでもあるため、天候に左右されやすく、工期が延びる可能性があります。

冬に塗るメリット・デメリット

冬は、空気が乾燥しているため塗料の定着が良いというメリットがあります。
しかし、日照時間が短く、気温が低いため作業時間が限られ、霜や積雪の影響で工期が延びる可能性があります。
寒冷地では、冬期の塗装は難しい場合もあります。

まとめ

外壁の塗り替え時期は、築年数、塗料の種類、劣化サインなどを総合的に判断する必要があります。
最適な季節は、地域や天候にもよりますが、一般的には春と秋が好まれます。

しかし、適切な気温と湿度が保たれていれば、一年を通して塗装は可能です。
劣化サインが見られた場合は、早急に専門業者に相談し、適切な対応を検討しましょう。
塗り替え時期を適切に判断することで、建物の寿命を延ばし、美観を保つことに繋がります。
また、屋根や雨戸などの付帯部も同時に塗装することで、費用を抑えることも可能です。

当社は、塗装工事の全てを自社施工で行う事により高品質、低価格を実現しております。
外壁の塗り替えをお考えの方はぜひご相談ください。

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