こんにちは。
札幌市東区の『株式会社築』です。
今回は、寒冷地特有の凍害や経年劣化による外壁の傷みを解消し、美観と耐久性を取り戻したリフォーム事例をご紹介いたします。
お客様のご要望に寄り添い、細部まで丁寧に仕上げた施工内容をご覧ください。
屋根・外壁塗装とシーリング打替工事
外壁のシーリングは、経年劣化によりひび割れや剥離が生じやすく、防水性の低下を招きます。
今回は、既存のシーリング材を完全に撤去し、新たに高耐久のシーリング材を充填する「打ち替え工法」を採用しました。
これにより、外壁の防水性を回復させ、雨水の侵入を防ぎます。
また、屋根と外壁には、日本ペイントの「ファインルーフシリコン」と菊水化学工業の「ロイヤルセラクリヤー」を使用し、耐候性と美観を両立させました。
これらの塗料は、紫外線や風雨に強く、長期間にわたり建物を保護します。
サイディング凍害の補修
寒冷地では、外壁材が吸収した水分が凍結と融解を繰り返すことで、サイディングにひび割れや剥離が生じる「凍害」が発生しやすくなります。
今回の施工では、凍害によって損傷したサイディング部分を丁寧に補修しました。
補修箇所は、既存の外壁材と同じ素材と形状のものを選定し、違和感のない仕上がりを目指しました。
これにより、外観の統一感を保ちつつ、耐久性を向上させることができました。
既存サイディングに合わせた調色塗装
補修箇所が目立たないよう、既存のサイディングの色味に合わせて調色を行いました。
クリヤー塗装では補修部分が透けて見えてしまうため、色付きの塗料を使用し、全体の色調を統一しました。
調色には細心の注意を払い、周囲の色と自然に馴染むよう仕上げました。
これにより、補修箇所が目立たず、美しい外観を維持することができました。
タッチアップ塗装による仕上げ
最終仕上げとして、細部の色ムラや塗り残しを防ぐため、タッチアップ塗装を施しました。
特に目地や角部など、塗装が行き届きにくい箇所を中心に、丁寧に塗り直しを行いました。
この工程により、全体の仕上がりが均一になり、耐久性と美観をさらに高めることができました。
まとめ
今回のリフォームでは、寒冷地特有の凍害や経年劣化による外壁の傷みを補修し、美観と耐久性を向上させました。
シーリングの打ち替えやサイディングの補修、調色塗装、タッチアップ塗装など、各工程を丁寧に行うことで、お客様にご満足いただける仕上がりとなりました。